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魅力発掘インタビュー 銀座の不動産屋で働くということ

Vol.7 「一期一会」/田中美里さん

2023.12.20
CLASS ROOM WEB-MAG

不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。

魅力発掘インタビュー
銀座の不動産屋で働くということ。

WEBマガジン<CLASS ROOM>を運営する銀座の不動産会社・東京中央建物。年代・出身地・経験...さまざまな道を経てこの"銀座の不動産屋さん"にたどり着きました。日本では一日の8時間以上を"働く"に費やす人がほとんど。働くこと=生きること。どんな想いで働いているかが人柄そのものなのかもしれません。このインタビューでは、座右の銘、人生を変えたひと言、親や先生に言われて印象に残っている言葉など...「大事にしている言葉」をお聞きして、その人生の一端をひもときます。
※写真は社長兼CLASS ROOM編集長三田正明が日頃の感謝を込めて撮影しています。

スタッフインタビュー7回目は、この特集では初の女性スタッフ登場。田中美里さんです。いつも笑顔で明朗快活。社内スタッフが「その場の雰囲気を明るくする天才」と評する彼女からはポジティブな空気があふれ出ています。東京中央建物では総務として、経理、給与等の事務もこなしながら社内環境を整えるため、会社全体の幅広い業務に携わっています。社内を温かく見守りながらも、冷静に俯瞰したまなざしを持ち、時折飛び出す質問や指摘の鋭さに、周りが一目置く存在でもあるそう。今回は東京中央建物を縁の下で支え見守る田中さんの、アクティブな魅力を掘り下げてお伝えします!

Profile

出身地:東京/部署:管理部総務課/仕事内容:総務 (総務経理、社内環境の整理、給与計算の補助等)/在籍:5年

いつも一瞬一瞬が最後だと思って接する

Q1.あなたが大切にしている言葉は何ですか?

高校生のときにある本で出会った言葉「一期一会」です。といいつつ本のタイトルは忘れてしまったんですが(笑)。実は昔は言いたいことも言えない性格だったんです。その後いろいろな人に出会ったおかげで、今の自分を好きになることができて、変わることができました。関わる人はみな、私にとって大切な存在に感じられるので、周りにいてくれる人には真剣に向き合いたいと思っています。そして、その大切な人とは一瞬一瞬が最後かもしれない、「一期一会」だと思って接するようにしています。

後で考えたときに特別な時間 "今"を大事にするく

Q2.仕事やプライベートではどんなときにその言葉を意識しますか?

わが子と接している時に意識することが多いです。今のこの子には10年後には会えないと思うと寂しいとすら感じます。二度と来ないこの時期を楽しもうと、子育てしています。怒ることもありますが、子どもにもフラットに反省して伝えることも。大人に対しても違うなと思えばそのままで終わらせたくないので、相手に聞いたり自分の思いを伝えたりするようにしています。そのためにもできるだけコミュニケーションをとりたいと思っています。そういう時間こそ後から考えるととても「特別」で心に残る瞬間だったりします。そういう一瞬の積み重ねを大事にしたいと思っています。

人は変えられない まず自分の気持ちを変える

Q3.ご自身の性格にもその言葉の影響はありますか?

あると思います。性格的に根に持たないので、誰かと衝突してもまたすぐに仲良くなれます。それを織り込み済みで、言いたいことは言ってストレスをためないようにしています。私自身は嫌なことがあっても、すぐに忘れてしまう得な性格(笑)。凹んだ状態が苦手なので、自分で解決できる範囲は解決し、ネガティブな気持ちを前向きに変換します。なにはなくとも平和が一番ですからね。人の気持ちは変えられないから、まず自分の気持ちを変えるようにしています。すべきは素直になる事だと思っていて、自分が悪いと思ったら「言いすぎました」「ごめんなさい」をちゃんと伝えるようにしています。

人の人生に深く関わりたいなと思っている

Q4.仕事でもプライべートでも"どんな人でありたい"と思っていますか?

元保育士なので、言ってみれば今の仕事は大人のお世話をしてる感覚かもしれません(笑)。全体をサポートするような気持ちで仕事をしています。私は、「人の人生に深く関わりたい」と思っているところがあるんだと思います。本当にその人が思っていることを知りたい。どんな人もつらいときに、誰か一人でも本当の気持ちをわかってくれたたら救いになると思うんです。ちょっと話を聞いてあげるだけで気持ちが楽になる時ってあると思います。そんな風に誰かの助けになりたい気持ちが強いので、今の仕事でもお願いされることが嬉しいんです。そこにやりがいを感じています。

わが子と分かち合いたい山頂のご飯の美味しさ

Q5.人生で挑戦したいことなど今後思い描いている未来を教えてください。

登山が好きです。山登りは、自分のペースで進んで「無」になれるところがいいんです。自然に触れられて、きれいな景色のなかで体を動かすことができる。健康にいいところも最高です。妊娠する前はよく山に登っていました。子どもが大きくなったら、一緒に高尾山に登るのも目標のひとつです。達成した喜びとともに、「山頂で食べるご飯ってこんなに美味しいんだ!」と知ってほしいし、その気持ちを分かち合いたいです。北アルプス縦走も、人生でいつかはやりたいことのリストに入っています。

INTERVIEWER MOCHIZUKI SHUN

関西出身。
祖父母がアパート経営をしていたことがきっかけで、不動産の世界へ。投資用物件の売買仲介から、美容系サロン用物件の仲介を経て、現在は東京中央建物で新築マンションの販売に携わる一方、岡山県で賃貸マンションを経営する合同会社Nozomuにも所属。そして、東京中央建物では、2023年より広報としても活動を開始。会社の魅力を発信していく上でとても重要な社員インタビューでは、社員それぞれが持つ熱い思いや魅力をどんどん伝えていきたい。

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