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魅力発掘インタビュー 銀座の不動産屋で働くということ

Vol.9 「謙虚」/高橋 雅史さん

2024.02.21
CLASS ROOM WEB-MAG

不動産屋目線が発信するウェブマガジンです。銀座を中心とした建物の話、外国人の方にもおすすめのマニアックな観光地情報。社長や社員のコンテンツは、私たちが目指す会社の未来をご覧いただけます。

魅力発掘インタビュー
銀座の不動産屋で働くということ。

WEBマガジン<CLASS ROOM>を運営する銀座の不動産会社・東京中央建物。年代・出身地・経験...さまざまな道を経てこの"銀座の不動産屋さん"にたどり着きました。日本では一日の8時間以上を"働く"に費やす人がほとんど。働くこと=生きること。どんな想いで働いているかが人柄そのものなのかもしれません。このインタビューでは、座右の銘、人生を変えたひと言、親や先生に言われて印象に残っている言葉など...「大事にしている言葉」をお聞きして、その人生の一端をひもときます。
※写真は社長兼CLASS ROOM編集長三田正明が日頃の感謝を込めて撮影しています。

9回目のスタッフインタビューは、在籍18年のマネージャー高橋雅史さんです。高校卒業後、建築・設計の会社に就職。その後、眼鏡士として眼科で勤務。結婚してお子さんができたことをきっかけに、不動産の世界へ入ったという。それ以前には、不動産の仕事にあまりいいイメージはなかったものの、東京中央建物に入社し、頼れる先輩に出会ったことから、大きくイメージが変わったそう。マネージャーに昇格し、今も色々な人の助けを受けていると感謝の気持ちを感じながら日々の業務を行っていると言います。どんなことを考えながら今に至り、なにを大事にしているかお聞きしてきました。

Profile

出身地:神奈川県/部署:営業部/仕事内容:新築マンション販売/在籍:18年

「実るほど 頭をたれる稲穂かな」

Q1.あなたが大切にしている言葉は何ですか?

「謙虚」であることを私はとても大切に感じています。私が謙虚という言葉を大事にするきっかけとなったのは、この諺の存在があります。「実るほど 頭をたれる稲穂かな」つまり、学問や技能が深まると、他人に対してますます謙虚になることのたとえとされています。自分がこれまで生きてきて、いろんな人と接してきた中で、「まさにこの言葉のことだ!」と深く感じたことが何度かあるんです。

半面教師の存在がより謙虚を意識するきっかけに

Q2.あなたにとってなぜその言葉が大切なのですか?

自分より「上の立場」の方に高圧的な態度をとられたこともあります。また、意図せず自分も人に対して、高圧的になってしまったこともあります。どちらにせよ言えるのは、やはり両方とも気分がよくないということです。私は今後、どんなに立場が上になったとしても謙虚に生きることを忘れたくないと思っています。立場やポジションを利用して、人に対して高圧的な態度で接するような人は、厳しい言い方にになってしまいますが、「相手がどう思うのか想像できない、かわいそうな人」と思います。まわりまわって結局いろいろ損をしてしまうものだと感じます。

家族も親子も「人間関係」として考える

Q3..ふだんの生活ではその言葉をどう意識していますか?

子どもと接するときに意識します。私は親だから、父だからといって大きな態度はとらないし、怒ることもありません。子どもの話を聞いて、自分はこう思うと、率直に自分の気持ちや意見を伝えるようにしています。あとはそれを聞いたうえで、子どもたち自身に考えてもらう。家族といっても、要は「人間関係」です。人間対人間の対等な関係を大事にしています。仕事では、販売を依頼されるどの物件に対しても「売主から販売を任されることで私たちは仕事ができている」という謙虚な気持ちを中心に据えています。マネージャーになってから苦労して悩むこともたくさんありましたが、困った時、何でも相談できる上司、周りの人の存在に助けられ今があると、とても感謝しています。

困ったときに頼られる人になりたい

Q4.仕事でもプライべートでも"どんな人でありたい"と思っていますか?

困ったときに頼られる人になりたいと思っています。そして、そうなれるように努力したいです。それも踏まえると、今の私に必要なのは、「視野の広さ」なのかなと思っています。「謙虚」の意味も、もう少し視野を広げて捉えていけたらいいのかなと最近は思っています。とはいえ、ちょっとだらしないところもあるのは、自覚しています(笑)。家庭でも職場でも、みなさんに助けていただいているところをきちんと自覚し、謙虚でいたいです。自分の欠けたところを自覚しているからこそ、余計に「困ったときに頼られる人」に憧れるのかもしれないです。

大型バイクで日本一周の旅がしたい

Q5.人生で挑戦したいことなど今後思い描いている未来を教えてください。

「視野を広げる」つながりではないですが、実際にいろんなところに行って、リアルに視野を広げることもしたいですね。昔、私は中型バイクに乗っていたのですが、大型のバイクの免許を限定解除をして取得したいです。そして、日本一周をしてみたいです。実は妻がバイクがそんなに好きではないんですが...、私としては夫婦で一緒にバイクで日本一周できたら最高だな、なんて思っています。特に北海道を走ってみることに憧れます。いつか実現したいですね。

INTERVIEWER MOCHIZUKI SHUN

関西出身。
祖父母がアパート経営をしていたことがきっかけで、不動産の世界へ。投資用物件の売買仲介から、美容系サロン用物件の仲介を経て、現在は東京中央建物で新築マンションの販売に携わる一方、岡山県で賃貸マンションを経営する合同会社Nozomuにも所属。そして、東京中央建物では、2023年より広報としても活動を開始。会社の魅力を発信していく上でとても重要な社員インタビューでは、社員それぞれが持つ熱い思いや魅力をどんどん伝えていきたい。

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